クロピドグレル
◯ この薬は
抗血栓薬です。血管の詰まりを予防します。で使用します。
◯ 作用
肝で代謝を受けたクロピドグレルの活性代謝物が、血小板のADP受容体サブタイプP2Y12に作用し、ADPの結合を阻害することにより、血小板の活性化に基づく血小板凝集を抑制する。
◯ 効能
血栓塞栓症や、血栓ができやすい疾患(心疾患、免疫介在性疾患、蛋白喪失性疾患など)において、血栓予防や重症化防止に使用します。
投与量は体重に合わせて1日に1回です。
◯ 副作用
苦い薬なのでヨダレが出たり、食欲が落ちる場合があります。フードやオヤツに上手くくるんで与えてください。
体質によっては出血しやすくなることがあります。
具合が悪くなった場合は基礎疾患が悪化したせいかもしれません。副作用のせいだと思い込まずに、早めに病院にご相談ください。
◯ 相互作用
他の抗血液凝固薬との併用は注意が必要。
サプリメントは飲み合わせがわからないので、与えるのは控えてください。
◯ 注意
この薬は効かせ続けることが大切です。症状が良くなっても投薬回数を守って、最後まで薬を飲みきってください。
処方してから1ヶ月以上経過した薬は、変性する可能性があります。
余った薬は置き薬にしないで廃棄してください。