クロラムブシル
◯ この薬は
いくつかの作用があり抗炎症薬、免疫抑制薬、抗がん薬として使用します。
◯ 作用
アルキル化薬、ナイトロジェンマスタード類似体。DNAに作用して細胞周期非定型的にDNA架橋を形成する。
◯ 効能
炎症性腸疾患などの消化器の炎症を抑制します。
免疫介在性疾患に使用して免疫を調節します。
リンパ腫やリンパ性白血病などに使用して腫瘍の増殖を抑制します。
投与量は体重、病気に合わせてに１日１回〜3日１回です。
◯ 副作用
まれに吐いたりお腹が緩くなることがあります。
骨髄抑制を起こすことがあるので定期的な血液検査で確認します。
◯ 相互作用
他のタイプの免疫抑制薬の作用を増強することがあります。
◯ 注意
抗がん薬の部類なので指示された投与方法を守って下さい。
症状が改善しても病気自体は治っていないことが多いので指示通りに投薬を続けて下さい。
処方してから１ヶ月以上経過した薬は、変性する可能性があります。
余った薬は置き薬にしないで廃棄してください。