◯4−6月の期間は健康診断セットにフィラリア検査(3,000円)が無料で追加できます。
◯10ー12月の期間はワクチン同時接種で健康診断セットが3,000円割引で受けられます。
◯尿
・このページの一番下に取り方の説明があります。
・尿は2-3mLあれば検査が出来ます。
・取れてから1時間以内の尿をお持ちください。
・1時間以上経過する場合は冷蔵庫で保存して下さい。
・半日以上経過した尿は尿検査に不向きです。
・液体の状態か綿に含ませた状態でお持ちください。
・ペットシーツの尿は検査出来ません。
・来院時に尿が溜まっていれば病院で取ることが出来ます。
◯便
・一番新しい便をお持ち下さい。
・2cmくらいあれば検査ができます。
◯食事
・健康診断セットA:食事制限なし。
・健康診断セットB,C:朝食はいつもの半分にして下さい。
●フィラリア抗原検査(犬)
●炎症マーカー検査(犬;CRP、猫;SAA)
●心不全血液検査(犬;ANP)
●腎機能検査(犬;シスタチンC、猫;SDMA)
●甲状腺ホルモン検査(犬猫;サイロキシン)
●ワクチン抗体価検査(犬;CDV、CPV2、CAV1、猫;FCV、FHV1、FPV)
●猫ウイルス検査(猫;FIV抗体、FeLV抗原)
●フィラリア抗原検査:4−6月は無料、他月は3,000円
●炎症マーカー検査:2,000円
●心不全血液検査:3,600円
●腎機能検査:犬;2,000円、猫;2,300円
●甲状腺ホルモン検査:4,500円
●ワクチン抗体価検査:5,300円
●猫エイズウイルス/白血病ウイルス検査:3,300円
最近では、ワンちゃん、ネコちゃんはお家の中で飼われるようになったり、ワクチンなどの予防医療や獣医療技術の進歩、家族の健康への意識の向上などにより平均寿命が年々伸びています。そのため老齢疾患が増加しています。
死亡原因は以前は交通事故や感染症が多かったのですが、最近では人間と同じように悪性腫瘍、心臓病、肝臓病、腎不全、内分泌疾患などがあげられます。これらには先天的なものと後天的なものとがありますが、後天的なものとして栄養バランス異常、太りすぎ、運動不足、ストレスなど生活習慣が引き金になっている事が多くあります。
ワンちゃん、ネコちゃんは自分で健康管理し食事を選ぶ事が出来きません。大切な家族の一員をこれらの病気から守るには、毎日の注意深い観察とチェックが重要です。しかし、体の内部で徐々に進行する病気には単純に外見だけでは判断できないものも多くあります。したがって、病気の早期発見と治療のためには人間ドックと同様の各種臨床検査が非常に大切です。
定期的な健康診断により早期に病気が発見されれば早期に治療を開始できます。早めに治療できれば治癒の可能性も高まり、あるいは病気の進行を遅らすことも可能でしょう。犬や猫は1年で人間の4~5歳相当の歳をとります。年1回あるいは老齢期には年2回の健康診断をお勧めします。